1月にミトを保護した時点で推定生後1ヶ月。
家のすぐ近所だったのですがそれ以前の様子は不明です。
わかっているのは昨年秋に流れてきた猫が3匹子猫を産んだらしいという事。
この母猫がいつもの工場猫グループになかなか馴染めなくて(カリカリは隙を見て食べている)出産後は見かける機会がありませんでした。
2月に入ってようやく近くの物置に出入りしているのを発見。(黒いのと奥にいるキジトラが子猫)
なんとかグループに合流できればいいなと思っていました。
工場の群れに入れば食事も確保できるし、ジュリと仲良くなるチャンスもあるはずなのですが
餌場には来るんだけどなかなか他の猫のようには顔を見せてはくれません。
ところがしばらくして工場のおじさんから母猫が急死したと聞き、これは何とかしないといけないと思って残された子猫を探していました。
ここ数ヶ月で亡くなる猫が続いていたのと(おじさん曰く毒を盛られたんじゃないか)一昨年やはり母親をなくした子猫がダメだったので…。
3月になったばかりでまだまだ寒い時期。ミトはお布団でぬくぬくとしているというのに。
幸い2、3日で餌場に顔を出して一生懸命ゴハンを食べているのを確認できました。
たまにしか顔を見せなくなっていた群れの男子たちが、なぜか交代で面倒をみるようになってます。
クロなんか親子にしか、オス猫全員に心あたりがあるのではないかと。
おかげでジュリが近くにいても割と平気になってきました。人が触るのは全然OK!
チビクロはオス、ちびトラはメス。
保護するならこのタイミングしかないと、
週末にクレートをもう1つ用意して洗濯ネットも持って、朝イチでママちゃんと二人で工場に。(工場の人には伝えてあります)
早速ママがちびクロを捕まえて洗濯ネットに…、逃げられたー!
当然ちびトラも隠れてしまいました。
仕方ないので一旦撤収。
しばらくして一人でこっそり戻ってみるとちびトラも戻っています。
今度は背中を撫でながらゆっくりしっかり首の皮を持って抱き上げ、そのまま移動してクレートにin。
洗濯ネットなんか最初から使わなければよかったかも。
一般的には洗濯ネットに入れればおとなしくなりますが
洗濯ネットに入れる前に暴れて逃げられたら意味がないのでしっかり抱っこ出来たらその方がよかったみたいです。
この日は休日だったのでまたもセカンドオピニオンの病院へ連れて行き、ノミダニ駆虫薬を処置してもらってようやく家に連れて帰れました。
この日のために用意したケージに入れて、警戒心丸出しのミトとはちょっと距離をとってもらいます。
早くに保護された分ミトの方が他の猫と接触した経験が無くどうしていいかわからない様子です。
2ヶ月ぶりの再会なのに、近寄られて慌てて威嚇していました。
「○ト」シリーズで名前を考えていたのですが
命名はオト。ほとんど鳴かないミトに対してニャーニャーおしゃべりなので、おしゃべりトラちゃん、略してオトです。
パッと見、ミトとそっくりですが、若干顔が丸く、尻尾が短めで太く、先っぽが二股っぽくなっています。
今現在見慣れてしまうと、毛色や模様もかなり違います。
オトもミト同様に初日から人に甘えられる性格だったので非常に助かります。
かわいそうだけど、母猫を早くになくした影響かもしれません。
ちなみにその後ちびクロは工場のお姉さんに引き取られていきました。
もしウチに来るなら「ヤマト」しかないなと思っていたのですが、まあいいか。
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